ヒューテックノオリン、導入機器を完全自然冷媒に

（出所：C&Fロジホールディングス）

環境・CSRC&Fロジホールディングスは27日、冷凍食品などの輸送事業会社であるヒューテックノオリン（東京都新宿区）が、今後新たに導入する冷凍冷蔵庫などの機器をすべて自然冷媒とすると発表した。

ヒューテックノオリンでは、2006年にはじめてノンフロンである自然冷媒を導入し、脱フロンへの取り組みを開始。21年に蓮田センター（埼玉県蓮田市）、22年に中部支店第三期増設棟（愛知県小牧市）、23年には東北支店第二センター増築棟（仙台市泉区）に自然冷媒による冷凍冷蔵機器を導入している。今後も自然冷媒機器への転換を推進するため、今回の方針を決定したという。

ヒューテックノオリンでは倉庫内を常に冷凍環境下に設定するため、冷凍冷蔵機器の冷媒としてフロン類を使用しているが、特定フロンはオゾン層に、代替フロンは地球温暖化にそれぞれ悪影響を与える。モントリオール議定書にて20年に特定フロンは先進国で廃止、同議定書のギガリ改正で代替フロンも36年までの削減スケジュールが設定されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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