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太陽光発電設置で施設電気の7割を自家消費に

2023年7月28日 (金)

(出所:ハウスプロデュース)

産業・一般太陽光発電所の施工を手がけるハウスプロデュース(大阪市北区)は27日、同社のサービスサイトにて、高圧ガス機器の製造事業を行うカグラベーパーテック(兵庫県尼崎市)が、太陽光発電を設置した導入事例を公開したと発表した。

ハウスプロデュースによるとカグラベーパーテックは、事務所棟と倉庫棟の2か所に自家消費型太陽光発電を導入し、年間81トンのCO2排出量の削減効果を見込んでいる。発電量を確認すると、平日の工場稼働時間帯はほぼ太陽光発電で賄えており、シミュレーション上では、工場と事務所の消費電力の71%を自家消費でき、年間185万円の電気代が削減される。設置費用に2000万円を要したが、10年程度で投資回収ができる見込みで、昨今の電気代高騰の状況を鑑みるとさらに短い期間で投資回収できる可能性もあるという。

今後の展開としては、CO2排出の見える化を推進するため、過去の取り組みによるCO2排出量の変化を調査、CO2削減量を比較するための基準年度の設定や具体的なCO2削減の目標値を設定するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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