環境・CSR日本ベネックス(長崎県諫早市)は21日、茨城県つくばみらい市の物流施設の屋根を賃借した太陽光発電所「ベネックス守谷ソーラーポート」の運転を開始したと発表した。日本べネックスが施設の屋根を活用し稼働した太陽光発電所は9件目。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人が運用する物流施設「アイミッションズパーク守谷」の屋根に、計2160枚の太陽電池モジュールを敷設。一般家庭300世帯分に相当する89万キロワット時を発電できるという。
政府は温室効果ガス排出ゼロを2050年までに実質ゼロにする目標を掲げている。屋根に平面部分が多く、面積も大きい物流倉庫は、こうした太陽光発電所の開設に適しているとされ、今後も同様の発電所開発案件が増えそうだ。