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出光・エネオスなど、環境型合成燃料の供給で協働

2023年8月4日 (金)

▲調印式の様子(出所:出光興産)

環境・CSR出光興産は2日、ENEOS(エネオス)とSaudi Arabian Oil Company(サウジアラビアンオイルカンパニー、アラムコ)との3社で、日本における合成燃料(e-fuel、イーフューエル)に関する技術協力と実用化に向けた検討に共同で取り組むことに合意したと発表した。エネオスとアラムコが有する液体燃料や内燃機関に関する技術と知見を生かし、次世代型低炭素燃料である合成燃料の導入を加速させる狙いがある。

イーフューエルは、再生可能エネルギー由来の水素と、回収したCO2を合成することで生成される液体燃料で、運輸部門の温室効果ガス排出削減に有効な燃料とされている。流通にあたり、貯蔵タンクやパイプラインなど既存のインフラの活用や、自動車・船舶・航空機のエンジンに手を加えることなく利用できる可能性があるため、低炭素化の早期実現策として社会実装が進められている。

出光興産では、国内のグループ製油所・事業所における合成燃料の生産検討を進めており、2020年代後半までに合成燃料の生産・供給体制の確立を目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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