女性管理職が3割以上の企業、運輸･倉庫は平均下回る

調査・データ帝国データバンク（TDB）は17日、7月18日から31日にかけて実施した、女性登用に対する企業の見解についての調査結果を発表した。これによると、「女性管理職の割合が30％以上の企業」は全体で9.8％と過去最高だったものの1割には届かず、業界別では「運輸・倉庫」が6.9％と低水準だった。

課長相当職以上の管理職を占める女性の割合が「30％以上」の企業は9.8％で1割未満にとどまり、「20％以上30％未満」が6.4％、「10％以上20％未満」が8.6％、「10％未満」が25.9％で、「管理職が全員男性である企業」は45.1％で全体の4割を占めた。

業界別でみた「女性管理職の割合が30％以上の企業」の割合は、女性従業員が比較的多い「小売」が18.6％、「不動産」が16.2％、「サービス」13.5％、「農・林・水産」11.8％が上位だった。一方で、比較的女性従業員が少ない「製造」は7.4％、「運輸・倉庫」は6.9％、「建設」は6.2％だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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