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関通と北王流通、冷凍冷蔵食品のEC化対応で協業

2023年8月22日 (火)

フード関通は22日、東北・関東圏を中心に食品に特化した倉庫事業などを手がける北王流通(東京都北区)とともに、食品向けワンストップ物流サービスで協業すると発表した。「食品、飲料、酒類」といったEC(電子商取引)化率が低く、今後開拓される見込みのある市場への対応力を高める。

協業は、北王流通が関通のWMS(倉庫管理システム)「クラウドトーマス」を採用したのがきっかけ。関通は庫内オペレーションやWMSなどのシステム、北王流通は冷凍冷蔵の輸送インフラや冷凍冷蔵倉庫のキャパシティーを強みとしており、両社の強みを掛け合わせることで、共同配送網の構築、北王流通の既存顧客のEC(電子商取引)対応などで協力する。

▲冷凍冷蔵配送での協業のイメージ(出所:関通)

冷凍冷蔵配送では冷凍食品の技術向上が進んでいるものの、配送リードタイムやインフラ依存などに課題は残る。関通は北王流通とともに共配網を構築して課題を解決し、両社の物流コストの削減にもつなげる。共配網の形成は、まずは首都圏から始める。

関通によると、「食品、飲料、酒類」の市場規模は他産業と比べ大きいものの、EC化率は2021年で4%を下回る低い水準で推移しており、今後大きな成長が見込まれるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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