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ブリヂストン、AIコンサル活用し配送データ可視化

2023年8月22日 (火)

荷主AI(人工知能)活用サービスのARアドバンストテクノロジ(ARI、東京都渋谷区)は22日、ブリヂストンがデータ・AI活用支援サービス「デタリス」のコンサルティング支援により物流コストの見える化を達成した事例を公開したと発表した。

ブリヂストン物流部門は、ラストワンマイルの効率化や物流構造改革の必要性から、まずは現状の物流体制を把握するため、過去2年間の販売データの分析に着手。地域ごとに得意先別の緯度経度、配送走行距離、配送回数などのデータを整備、可視化しようと取り組むも、担当者1人が3か月で整備できたデータは全体の7分の1程度だった。進ちょくの悪さからブリヂストンの大規模なデータ整備・可視化を、2022年10月からARIが支援することとなった。

ARIは都道府県ごとのデータを結合してマスタ作成などの事前準備を行い、システムへデータ連携したのちに配送走行距離、配送回数、緯度経度のデータを抽出。エリアごとにダッシュボードを構築することで配送コストの可視化と分析ができる環境を形成した。速やかなデータ可視化や、それによる課題の明確化だけでなく、今後ブリヂストンが本格的に物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する際に必要となる基礎データ取得にも寄与した。

(出所:ARアドバンストテクノロジ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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