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日本通運、国際海上コンテナの国内中継輸送を開始

2023年8月23日 (水)

サービス・商品NIPPON EXPRESSホールディングスは23日、グループ会社の日本通運が、NXグループの内航船と鉄道を組み合わせた、国際海上コンテナの国内中継輸送サービス「Sea & Rail FT」(シーアンドレールFT)を24日から開始すると発表した。

外航コンテナ船が寄港する東京港、博多港、苫小牧港に接続する国内中継輸送サービスで、40フィートと20フィートの国際海上コンテナを、グループ内航船「ひまわり」と鉄道を活用して運ぶ。複数の輸送モードの組み合わせが可能で、柔軟な輸送網の構築とモーダルシフトを促進する。

内航船はほぼ毎日出港し、例えば博多港は月曜日から土曜日まで18時出発、5時50分着の日程。博多港・東京港間、東京港・苫小牧港間の海上輸送はそれぞれ2日かかる。国際海上コンテナは港からそのまま輸送できるが、40フィートコンテナは鉄道への積み替えが必要で、貨物駅によっては20フィートでも利用制限がある。内航輸送と鉄道輸送を組み合わせたモーダルコンビネーションは20フィートISOコンテナに限定される。

▲「Sea & Rail FT」のスケジュール(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

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LOGISTICS TODAY編集部
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