国内福島県は8月31日、同30日に郡山市内の事業者倉庫から発見されたアリ数十匹が、特定外来生物のアカカミアリと同定されたと発表した。東北地方でアカカミアリが確認されたのは初めて。
発見されたアリの侵入経路をたどると、7月26日にスリランカ・コロンボ港を出航した貨物船に積まれたコンテナに入り込んでいたとみられている。コンテナはその後、中国・上海港を経て横浜港で陸揚げされ、そのまま泉崎村の倉庫に搬送し保管、8月30日に郡山市の倉庫に到着した。確認されたアリは駆除済みで、発見場所周辺には殺虫剤(ベイト剤)を設置して対応した。
ヒアリ類のアカカミアリは米南部から中米を原産とし、ヒアリほどではないものの、刺されるとアレルギーを引き起こす毒を持つ。
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