調査・データ千葉県は24日、16日に千葉港千葉中央地区のコンテナターミナルに運び込まれたコンテナから要緊急対処特定外来生物であるアカカミアリを確認したと発表した。

▲発見されたアカカミアリ(出所:千葉県)
経緯としては、6月1日に中国から出航した船舶が千葉港に入港し、コンテナを同ターミナルに搬入した。16日に事業者が開封した際、木材に多数のアリと卵・幼虫またはサナギが付着しているのを確認し、直ちに殺虫処理を実施した。その後、県生物多様性センターから環境省を通じて専門家に種の同定を依頼し、17日にアカカミアリと確定した。
確認されたアリは働きアリ100個体、卵・幼虫またはサナギ30個。同県では環境省と協力し、目視や粘着トラップによるモニタリングとベイト剤設置による防除を継続し、千葉港保安委員会を通じて港湾関係者に注意喚起を行う。
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