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日本船主協会、商船系5高専と意見交換

2012年11月14日 (水)

話題日本船主協会はこのほど、人材確保タスクフォースが商船学科を持つ国立高等専門学校(高専)5校との連絡会を開催したことを発表した。

人材確保TFは2007年の発足以降、商船系5高専(弓削商船高専・富山高専・鳥羽商船高専・広島商船高専・大島商船高専)との間で例年、タスクフォースの活動や高専側の現状などを意見交換する連絡会を開催している。

今年度の連絡会は今月8日に開催。5高専が「商船学科での分かり易い学び・定着する学び」を目指し、昨年度からの2年間の事業として、新しいカリキュラムや教材の開発などを進めている「オール商船学び改善プロジェクト」や、同プロジェクトの発展型として今年度から実施する「海事分野での高専・産業界連携による人材育成システムの開発」事業(海事人材育成プロジェクト)などについて、意見交換を行った。

このうち、海事人材育成プロジェクトは、文部科学省が大学・高専の応募の中から厳選する「連携共同教育推進事業」に、商船系5高専の提案として初めて採用されたもので、高専側は船協に対し、今後の教育拡充事業への支援を求めた。