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東南アで食品EC流通網を拡大へ、セカイマルシェ

2023年9月12日 (火)

国際東南アジアの産直生鮮食品EC(電子商取引)プラットフォームを手がけるSECAI MARCHE(セカイマルシェ、東京都江東区)は12日、経済産業省とジェトロ(日本貿易振興機構)の「日ASEAN(東南アジア諸国連合)におけるアジアDX促進事業ブーストアップコース」の事業者として採択されたと発表した。東南アジアで急増するEC需要に対応する新しい生鮮インフラの構築を加速させる。

同社は東南アジアで生産者と消費者を直接つなげる共同小口配送のフルフィルメントセンター、ECプラットフォームを運営し、少量多品種の配送などで独自のサプライチェーンを構築している。実証では東南アジアの生産者やラストワンマイルの生鮮流通パートナーと連携し、フルフィルメントセンターやECプラットフォームの全域展開を加速させるとともに、同社が開発するAI(人工知能)需要予測・自動発注システムの適用拡大や、自動配送機能によるルート採用でさらなる顧客拡大を図る。

(出所:SECAI MARCHE)

この事業はすでにマレーシアで展開しており、対マレーシアの生鮮食品輸出入市場を形成するとともに、国内外生産者の販路拡大や価格適正化など、ビジネス環境の改善効果がみられているという。今後はマレーシア以外のASEAN各国にも展開し、国内外市場の創出や拡大によって国際競争力の強化を促進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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