財務・人事モバイルアプリや物流のための位置情報プラットフォームを提供する米Mapbox(マップボックス)は20日、ソフトバンクグループとその関連会社が主導する2億8000万ドル(413億9170万円)の資金調達を実施したと発表した。
マップボックスは、トヨタ自動車、ゼネラルモーターズ、BMWのナビゲーションを支える位置情報プラットフォームを提供し、先進的な取り組みを行う自動車ブランドとの協業を進めている。
今回の資金調達により、あらゆる道路環境で機能するADAS(先進運転支援システム)やAI(人工知能)を活用した製品開発を加速させる。一例として、自動車に搭載された高度なカメラやLiDAR(ライダー)センサーから取得したデータをAIに処理させることで、瞬時に最適な対応を実行する。
マップボックスの地図ソリューションでは、位置情報などのデータを車両やデバイスで共有でき、迅速な意思決定を可能にするAI技術の向上に寄与する。また、車両のシステムと連携してエネルギー消費を監視し、航続距離の正確な予測、充電ステーションの満空情報、車内での支払い手続きも可能となり、電気自動車の普及にも有効だ。
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