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トナミ運輸、富山市の大型物流施設が竣工

2012年11月21日 (水)

メディカルトナミホールディングスは21日、中核事業子会社のトナミ運輸(富山県高岡市)が、富山市に新たな物流施設を竣工したと発表した。今月26日から稼働を開始する。

トナミ運輸の現・富山支店が手狭になり、増築なども難しい状況にあることから、新築・移転による物流機能の強化・拡大を図ることにしたもの。

新施設は、流通保管機能を設けることで、物流機能の充実・市場競争力強化、営業エリアの拡大による顧客サービスの向上、集荷・配達の生産性向上、荷捌ホームの取扱能力の増大による業容の拡大を目指す。

トナミ運輸の富山主管支店、富山支店、富山流通センター、富山航空支店が入居し、2800平方メートル(849坪)の荷捌ホーム棟、7700平方メートル(2329坪)の保管庫で構成。3階建てで1階に常温、2・3階に定温・冷蔵庫を配置し、エレベータ2基、垂直搬送機1基を備える。営業エリアは富山市と近隣地域。

これまでの施設に比べ、敷地が2倍となって1.5倍のトラック荷捌きスペースを備えるほか、新たに営業倉庫を設置して「温度帯管理」を備える「流通保管機能」を強化した。

特殊なノウハウが必要な医療系・食品系などの3PL事業への取組み、国際複合一貫物流への取組みに注力する。

また、3PL事業として培ってきたノウハウを最大限に発揮するため、倉庫内の一連の物流業務を一元管理し、効率化を図るためWMSによる運営管理を強化し、顧客サービスの向上につなげる。