伊藤忠ロジ、中国のEC向け3PL事業拡大へ出資

ロジスティクス伊藤忠ロジスティクス（東京都港区）は9月29日、中国子会社の伊藤忠物流（北京市）を通じて、上海普謹特信息技術服務股份（KKH、上海市）へ出資したと発表した。KKHとの業務提携により、伊藤忠物流が展開する中国でのEC（電子商取引）向け3PL事業において、KKHが有する消費者向けコンタクトセンターの機能を活用し、付加価値の高いサービス提供を実現する。

伊藤忠物流は、アパレルや日用品、家電などの国際ブランド企業に対して3PLサービスを提供しており、AI（人工知能）などを活用した高度なソリューションを提供するKKHへ出資することで、両者のサービス一元化によるEC分野でのマルチ機能の提供を強化し、企業価値向上を図る。

KKHは、EC分野のコンタクトセンター運営を主とするBPO事業（業務一括受託サービス）を展開。ポータルサイトの特徴に沿ったマルチサイト対応、SNSを活用したソリューションの提供、顧客企業の商品を熟知したサービス提供を可能とする人材育成を武器に、スポーツ・アパレル・日用品・家電など、生活消費財分野の国際ブランド企業を顧客としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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