昭和ゴム、中国で調達業務を強化

拠点・施設昭和ゴムは26日、親会社の昭和ホールディングスがグループ事業展開の支援を目的に中国・山東省青島市に駐在員事務所を開設した、と発表した。また、タイでも駐在員事務所を設立する。

これにより、昭和ゴムは調達の強化、事業の現地展開、M&Aに向けた情報収集、交渉――などを行う。

同社は現在、中国で各種ゴム製品の委託生産を行っているが、今後はこれらの調達や委託生産に必要な交渉などを昭和へ委託したり、支援を受けたりといったことを進める。これによって、現地に密着した交渉や生産管理、新規委託先の開拓が可能となり、コスト面や品質面などに効果がある、としている。