三菱ふそう、NEXCO中日本に小型EVトラックを納入

荷主三菱ふそうトラック・バスは28日、中日本高速道路（NEXCO中日本、名古屋市中区）が実施する高速道路維持管理用EV（電気自動車）の研究開発車両として、小型電気トラック「キャンターE-CELL」1台の納入が決定した、と発表した。

三菱ふそうは、高速道路維持管理用自走式標識車として小型トラック「キャンター」をベースにEV化したキャンターE-CELL1台をNEXCO中日本に納入する。自走式標識車の完成は2013年夏頃。

キャンターE-CELLは、2010年のIAA国際商用車ショー、2011年の東京モーターショーで初公開した、走行中のCO2排出がゼロで、地球環境に配慮したEV（電気自動車）で、当時発表した車両は、リチウムイオンバッテリー（40キロワット時）とモーター（出力70kW、最大トルク300Nm）を搭載し、10時間（200V）の充電で、120キロメートルの走行が可能。