行政・団体新明和工業はこのほど、脱着ボデートラック「アームロール」の4トン車級モデルを開発、12月3日から販売を開始する。
脱着ボデートラックは、一般貨物のほか、廃棄物や農産物を効率的に収集・運搬するため、荷台であるコンテナの脱着機能と、積載物の排出機能を備えた車両。
新モデルでは、構造部の軽量化により、クラストップの積載能力を実現したほか、作業時のアームの長さを短くすることで、脱着時の最大地上高を低減、従来製品に比べ建屋内での作業性を高めた。
また、スライドアームの形状を最適化し、コンテナにフックを掛ける際、アーム先端部の確認バーが運転席後部窓から確実に目視できる構造とした。
さらに、脱着作業中にアームを自在に伸縮できる「キャッチング・コントロール機能」をオプション設定したほか、脱着時に必要な基本性能を強化した。
廃棄物の収集・運搬業者、自治体などを対象に、年間600台(2013年度)の販売を目指す。