サービス・商品新明和工業(兵庫県宝塚市)は8日、三菱ふそうトラック・バスの電気小型トラック「eCanter(イーキャンター)」の新型モデルに架装したEV(電気)脱着ボデートラックを発売する。付属のアームを使って、コンテナの脱着を行うことがで切るもの。
新型「eCanter」はモーター式の動力取り出し装置「ePTO」を備えており、それを動力源とすることにより、従来のディーゼル車と同様の外観で、電動化によるゼロ・エミッションと低騒音化を実現。今回新明和工業が発売する、業界初のEVに架装した脱着ボデートラックは、ディーゼル車と同等の性能を実現し、従来の2トン用コンテナ(内法長2370ミリ)を搭載可能。走行、コンテナの脱着およびチルト排出を電力で行うため、CO2を排出しないゼロ・エミッション作業が可能としている。
また、電動作動するため、ディーゼル車に対して低騒音であるほか、ジョイスティックを採用することでコンテナの脱着およびチルト排出の操作、またスピードコントロールが簡単に行えるという。
適用シャシは「eCanter」、ホイールベースは2.5メートル。コンテナ脱着時間は離脱がおよそ17秒、装着がおよそ14秒、引上げ時のコンテナ角度はおよそ30度、コンテナチルト時間は上げがおよそ16秒、下げがおよそ12秒、チルト角度がおよそ53度。作業時全高はコンテナ引上げ時がおよそ2630ミリ、チルト時がおよそ3630ミリ、コンテナ離脱全長がおよそ8.3メートル。主な用途は廃棄物の収集・運搬など。
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