新明和、25トン級の脱着ボデートラック発売

サービス・商品新明和工業（兵庫県宝塚市）は23日、脱着ボデートラック「アームロール」の車両総重量25トン車級の新モデルを24日に発売する、と発表した。

脱着ボデートラックは一般貨物のほか、廃棄物などを効率的に収集・運搬するために荷台のコンテナの脱着機能と積載物の排出機能を備えた車両で、新モデルは架装物の全長を従来と同じ長さに収めながら、アーム構造の最適化を図った。

搭載できるコンテナ内法長をこれまでの「5900ミリ」「8000ミリ」に加え、「8500ミリ」にも対応できるようにし、従来モデルで評価の高かった同社独自のコンテナ内法長自動判別システムも8500ミリコンテナを含め、3種類のコンテナサイズを自動判別してそれぞれ最適な搭載位置に自動格納できるようにした。

長さの異なるコンテナを最適なポジションに自動格納することで、コンテナ内法長の違いによる走行時のアンバランスを低減。さらに、独自の2段スライド式アーム構造はどのアーム位置でもコンテナをしっかりと2点サポートするため、ガタツキが少なく、安心してコンテナ運搬を行うことができるという。

販売価格はシャーシ代を除いて945万円（標準仕様、消費税込）で、2017年度に50台の販売を目指す。