イベントヤマト・インダストリーは20日、IAT(愛知県岡崎市)と合同で、東京ビッグサイトで10月25日から開催される「ジャパンモビリティーショー2023」に出展すると発表した。ブースには、日本市場へ導入予定の新型EV(電気自動車)商用バンと、IAT独自開発のEVプラットフォームを採用したフルサイズのピックアップトラックのコンセプトモデルを展示する。
今回展示される「EV48」は、サイドパネルに窓枠プレスが一切無いスムーズな形状で、運転席・助手席と荷物室を完全に隔離できる引き戸式のパーテーションや、長尺物でも側面から積み降ろしが可能な大開口スライドドアを備える。日本向けの仕様は、配送作業者が自然な姿勢で荷物室内を移動できるため、身体的負担が軽減される。日本での販売は企業向けのBtoBを予定しているが、時期は未定。
日本初公開となる「T-MAD」は、IAT独自開発のEVプラットフォームを採用したフルサイズのピックアップトラックのコンセプトモデルで、大型EVプラットフォームに合計600キロワットの高出力モーターをフロントとリヤに1基ずつ搭載し、1充電あたりの航続距離は600キロで、拡張バッテリーを追加すれば800キロの走行が可能。
ヤマト・インダストリーと2022年に資本業務提携したIATは、2001年に日本で創業した自動車エンジニアリングで、中国最大級の自動車開発代行企業として、中国と日本の両市場でのEV関連の技術開発を展開している。
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