環境・CSR三菱商事や住友商事、三井物産、双日など、タングーLNG(液化天然ガス)プロジェクトに携わる企業連合は20日、オペレーターの英エネルギー会社bpと推進するインドネシア西パプア州のタングーLNG拡張プロジェクトにおいて、増設した第3系列液化設備からのLNG生産を開始し、最初のLNG出荷を果たしたと発表した。

▲「タングーLNGプロジェクト」概観(出所:双日)
今回の第3系列液化設備の増設により、生産能力が年間760万トンとなる既存の2系列と合わせて、年間1140万トンに増加する。同プロジェクトで生産されるLNGのうち、最大で年間280万トンはインドネシアの国営電力会社PLNとの長期売買契約に、最大で年間100万トンは関西電力との長期売買契約に充てられる。
企業連合は現在、天然ガス田でのCO2の回収、利用、貯留による温室効果ガス(GHG)排出量の削減を図るCCUS事業などの追加開発を検討。LNG生産におけるCO2排出削減にも取り組む。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com