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厚労省、共同配送促進へ2年ぶり荷主マッチング開催

2023年10月23日 (月)

ロジスティクス厚生労働省は23日、トラック運転者の長時間労働改善に向け、荷主同士の共同配送に興味のある荷主企業を対象に、「荷主連携マッチング~あい積(づみ)ミーティング~」と題したオンラインでの意見交換会を行うと発表した。

厚生労働省で開設している「自動車運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」で参加する荷主企業を募集。11月は「関東地方」、2024年1月は「中部地方」、2月は「関東・中部地方間」にフォーカスした共同配送をテーマとする。

この取り組みは、共同配送を希望する荷主同士が異なる製品、業態の店舗、メーカーなどの荷物について、近距離配送や幹線輸送での共同配送の検討を行うきっかけを作る場を提供するもの。厚労省はこれまで、20年度に4回、21年度に12回、あい積みミーティングを行ってきた(22年度は未開催)。参加者からは、「物流生産性向上について、異業種を含めて他の荷主企業と出会える場はほとんどない。取り組みをぜひとも続けてほしい」「困りごとがあり、補い合える荷主同士で会話ができたところが非常に良かった」など、ミーティングを歓迎する声が多く寄せられていたという。

これまでのあい積みミーティングで生まれた共同配送の取り組みでは、ホームセンターチェーンの引き取りと玩具・雑貨卸の配送、自動車純正品の店舗配送を連携させた近距離型共同配送や、ガス器具メーカーと非鉄金属製品メーカーの関東・関西間の往復化など、幹線運行で連携した例もある。

■自動車運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト(トラック運転者)
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/truck

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LOGISTICS TODAY編集部
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