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ライナフと三井住友海上、運送会社向け置き配保険

2023年10月24日 (火)

サービス・商品「スマート置き配」を提供するライナフ(東京都文京区)は24日、三井住友海上火災保険と子会社の三井住友海上エイジェンシー・サービス(千代田区)と提携し、運送会社向けに置き配の盗難リスクに対応したサービスを開始すると発表した。商品を取り扱う荷主や運送会社にとっての置き配サービスを提供するリスクを低減し、再配達削減による配送効率の改善を目指す。

置き配盗難保険は配送後の盗難に備えた保険サービスで、具体的にはEC(電子商取引)サイトを通じて購入された商品が置かれた場所での盗難に対し、利用者に購入金額を補償する。

10月6日に政府が発表した物流革新緊急パッケージ(案)のなかで、消費者が置き配を選択することによるポイント制度の導入などの施策も提起されており、置き配の利用はますます加速すると予想される。再配達削減の観点から支持される置き配システムで懸念される盗難リスクを補償することで、再配達や時間指定の削減、ドライバーの時間外労働問題の解決に寄与する。

スマート置き配サービスは、オートロック付きマンションでスマートロック「Ninja Entrance」(ニンジャエントランス)を使用し、共用エントランスの鍵をデジタル化することで、配達員があらかじめ指定した場所に荷物を届けられるようにする仕組み。認証された配達員のみが入館できる設定で、安全性が確保される。

▲ライナフのスマート置き配の仕組み(クリックして拡大、出所:ライナフ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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