ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

DSV、サウジNEOMと1.5兆円規模の物流合弁設立

2023年10月26日 (木)

国際DSV(デンマーク)は24日、サウジアラビアで建設中のスマートシティプロジェクト「NEOM」(ネオム)の開発事業会社であるネオム(サウジアラビア)と連携し、ネオムの物流サービス需要を取り込む、100億ドル(1.5兆円)規模の合弁会社を設立すると発表した。持株比率はネオムが51%、DSVが49%。

合弁会社が手がける領域は、エンドツーエンドのサプライチェーン管理から物流資産とインフラの開発・投資、ネオム内部での商品・素材の輸送や配送。2031年末までネオム開発関連の建設物流需要は潤沢で、その後も非建設分野での物流が持続して増加すると予想されることから急激な成長が期待される。その後はインフラ開発や投資を行い、2万人を超える雇用機会創出によって国内経済を後押しする見込みだ。

DSVのイェンス・ビヨルン・アンデルセンCEO(最高経営責任者)は、「ネオムは世界最大かつ最も複雑なプロジェクトの1つ。我々にとってはイノベーション、技術、DX(デジタルトランスフォーメーション)の最前線にある開発を支えるまたとない機会であり、DSVはすでにサウジアラビアに強力な基盤を有していることから、この地域での重要な成長機会となる」と語った。

▲「NEOM」開発用地(出所:DSV)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com