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ヤフーとローソン、食材宅配に参入、神奈川に物流拠点

2012年12月4日 (火)

ロジスティクスヤフーとローソンは4日、合弁会社を設立してインターネットを通じた食材宅配事業に参入すると発表した。

合弁事業会社「スマートキッチン」を東京都品川区に設立、ヤフーとローソンが持つノウハウ、インフラを活用し、全国に向けてインターネットによる食品・日用品の宅配サービス「スマートキッチン」を展開する。

来年1月中旬にサービスの提供を開始し、3月には宅配業界で日本最大級となる2万3000点の品揃えでオープンする。

スマートキッチン社は、Yahoo!JAPANの圧倒的な集客力やサイト構築・運営ノウハウと、働く女性に高く評価されている「ナチュラルローソン」を運営するローソンの商品調達力やオリジナル商品開発のノウハウを活かし、主婦層に向けた食材宅配サービス「スマートキッチン」を展開するもの。

食品や日用品などの宅配サービスで国内最大級となる商品数、独自開発したオリジナル商品を、スマートフォンやタブレット端末から購入できるようにする。

ローソンは、ネットショッピング・宅配事業の拡大に対応するため、来年2月5日にスマートキッチン社の物流拠点として、プロロジスパーク座間2(神奈川県座間市)内に「ローソンEC物流センター座間」を立ち上げる。

5月には、物流プラットホームの利便性を高めるため、ローソンネットショッピング「ロッピー」の物流機能も同センターに集約する。スマートキッチン社は、同センターから全国に向け発送する。

食材宅配の配送料は、東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城・栃木・群馬・山梨の首都圏8都県で無料とし、他地域は冷凍送料・地域別送料がかかる場合がある。詳細は1月に決める。