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横浜港、排ガス可視化しカーボンニュートラルへ

2023年11月8日 (水)

ロジスティクス横浜市は8日、カーボンニュートラルポートへと変わるべく、ESGに特化した海事プラットフォームを提供するRightShip(ライトシップ、オーストラリア)が開発した「Maritime Emission Portal」(MEP)を日本の港湾で初めて活用すると発表した。

MEPは、海運業での排出ガスと環境への影響を追跡・監視できるプラットフォームで、船舶の自動識別装置(AIS)のデータと、ライトシップが独自収集した膨大な船舶情報のデータを組み合わせて、船舶からの排出ガスを把握・可視化する。

同市は、船舶からの排出ガスの推計に関して、国際的に採用されている原単位を用いた独自の推計方法の採用によって正確な排出量の把握を図っており、今後、ロサンゼルス港などの海外先進港と温室効果ガス(GHG)削減の取り組みを促進させるうえで、排出ガスの定量的な比較と、推計値の検証が重要であると考え、MEPの採用に至った。

▲MEPが提供する可視化サービスの一例(出所:横浜市)

2001年に設立されたライトシップは、グローバル規模での安全性、持続可能性、社会的責任に関する専門知識を提供しており、800社以上が同社のデューデリジェンス、環境・検査サービスを利用しているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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