自工会、東京都の要請受け、排出ガス「無効化機能」禁止

話題東京都は13日、日本自動車工業会（自工会）から、自動車の排出ガス低減性能の「無効化機能」禁止に向けて自主的な設計ガイドラインを策定するとの回答を得たと発表した。

都は7月11日に、自工会に対して、自動車の排出ガス規制での排出ガス低減性能の「無効化機能」の禁止に向けて、自主的な取組みを行うよう要請。13日になって自工会から自主的な設計ガイドラインを策定するなど、積極的な回答を得たとしている。

自工会は、いわゆる「ディフィートデバイス（無効化機能）」を禁止するため、同装置・機能の制御の妥当性を具体的に判定するため、自主的な設計ガイドラインを設定。ガイドラインは、国の基準などが明確にされた時点で必要な見直しを行うものとし、今後の運用実績や技術の進展などを踏まえ、必要な見直しを行う。

■自工会が設定したガイドライン
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/09/20l9d202.htm