ECアマゾンジャパン(東京都目黒区)は14日、2022年単年で日本に1兆2000億円以上の直接投資を行ったと発表した。同社が日本市場に進出した2010年以降に累計投資額は6兆円に上り、22年だけで20%に相当することになる。
アマゾンは22年に兵庫県尼崎市、相模原市中央区、埼玉県狭山市に新フルフィルメントセンターを開設するなど、商品の保管容量を増大。また、沖縄県豊見城市、八戸市、高知市など18の配送拠点を開設し、国内の配送網を拡充。地域の中小企業などが事務所の空きスペースや空き時間を利用する独自の配送プログラム「Amazon Hubデリバリー」も開始した。
22年の日本における直接雇用数は1万2000人で、インフラ設備関連の業者やサービス業者など、間接的には推計17万5000人以上の労働を創出。日本の販売事業者のうち14万社がアマゾンを通じて商品を販売しており、22年の平均売上高は前年比で20%増の1200万円以上となった。また、4000社以上の国内販売事業者が海外でも商品販売を手がけており、販売個数は同30%以上増加した。
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