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川崎汽船、マレーシア国営会社とCCS事業検討

2023年11月21日 (火)

環境・CSR川崎汽船、石油資源開発(JAPEX)、日揮ホールディングス(HD)は20日、マレーシア国営エネルギー会社Petroliam(ペトロナス)の子会社であるPETRONAS CCS Ventures(PCCSV)と、マレーシアにおける CCS(二酸化炭素の回収・貯留)の事業化実現に向けた検討実施に合意し、基本契約を締結したと発表した。

同事業では、マレーシア国内で排出されるCO2と日本などの海外で回収されたCO2を船舶輸送し、海底下への圧入・貯留を2028年末に開始することを目指す。さらに、マレーシア国内のCO2を収集する陸上設備からのCO2輸送パイプラインの敷設や、船舶輸送される液化CO2の受入設備、海洋圧入設備などの費用の積算、事業スキームの検討を進める。

PCCSVと日本側3社は、20年代中盤の事業化決定と28年末の操業開始を目指し、CO2圧入量は事業開始時点でマレーシア国内と日本を含む同国外からの輸送分を合わせ年間200万トン以上、30年には500万トン、30年代前半には1000万トン以上への圧入量拡大を視野に入れている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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