国内消費者7割が配送用梱包｢抵抗なし｣、アマゾン

ECアマゾン・ジャパン（東京都目黒区）は22日、オンラインショッピングと配送用梱包に関する意識調査の結果を発表した。それによると、日本の消費者の71％が、オンラインで注文した商品の多くに対し、「商品パッケージのままで配達されることに抵抗感がない」という結果が得られた。調査は10月、日本在住の18歳以上2000人を対象に、オンラインで実施した。

商品パッケージのままで配達されることに抵抗感がない商品として挙がったのは、洗剤、トイレットペーパー、文房具など。一方で生理用品やパーソナルケア用品などは、配送用の梱包で配達が望ましい結果となった。商品パッケージのままで配達されるメリットとして、53％が「追加の梱包を処分・リサイクルする時間を省ける」、47％が「梱包資材の削減につながる」と回答した。

アマゾンはさまざまなサイズや種類の梱包材を用意し、梱包の無駄を省く取り組みを推進しており、機械学習などの技術で商品群を分析することで、商品パッケージのまま配送可能な商品を選定している。ベビー用品の紙おむつや掃除用具、ペットボトル飲料などの商品ですでに商品パッケージでの配送を行っている。2015年から、世界で1出荷当たりの梱包重量を平均41％、梱包資材を200万トン以上削減。2022年に出荷した商品のうち11％がアマゾンの梱包を省いた形で配送されており、日本では同様の配送が21年に比べて50％以上増加した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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