ハコブ、荷積み・荷下ろし作業の計測を自動化

サービス・商品Hacobu（ハコブ、東京都港区）とソニーセミコンダクタソリューションズ（神奈川県厚木市、SSS）、レスターエレクトロニクス（東京都港区）は27日、エッジAI（人工知能）技術の活用により、物流倉庫の荷物積み下ろし場の作業効率向上を実現するサービスを開発、提供開始を発表した。

AI機能を搭載したエッジデバイスにより、運送トラック車両のナンバープレートを検知・認識することで、入退出情報を記録し、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」（ムーボ・バース）上のユーザーインターフェース画面に作業開始・終了の実績データを自動反映し、荷物の積み下ろし時間の実績データを取得する。

ムーボ・バース上に予約情報が無い車両でも、照合判定アプリのログとして実績データの取得が可能で、取得データの分析によりドライバーの不要な待ち時間や作業時間の短縮に寄与する。

（出所：ハコブ）

ハコブは、ムーボ・バースの提供と荷物積み下ろし場の利用実績の自動取得により、待ち時間、荷物の積み下ろし作業時間の削減などを支援する。SSSは、AI処理機能を有するインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」と、Microsoft Azure（マイクロソフト・アジュール）上で構築されたクラウド環境「AITRIOS」（アイトリオス）、トラックのナンバープレート検知を行うエッジAIモデル 「AI Service」を提供。レスターは、アイトリオスから得られたナンバープレート検知結果と、ムーボ・バースの予約情報に登録されたナンバープレートを照合判定するアプリケーションを開発する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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