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ふそうスーパーグレートなど2.2万台をリコール

2023年11月28日 (火)

行政・団体国土交通省によると、三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)は28日、大型トラック「ふそうスーパーグレート」1万9908台に大型バス2車種を含めた計2万2082台のリコールを届け出た。

不具合が確認されたのは原動機内のオイルミストセパレーター。適切なエンジンオイルのメンテナンスが行われないと、オイルミストセパレーターが燃焼などで発生するすすや劣化物などの堆積によって目詰まりを起こし、エンジンオイルが吸気系に流入。最悪の場合、意図せずエンジン回転が上昇し、エンジンが破損するおそれがある。これまで189件の不具合が報告されている。

改善措置として、目詰まりが 生じていると判断されるオイルミストセパレーターは新品のものに交換するとともに、エンジンオイルとオイルフィルターを交換する。さらに、エンジン制御プログラムに、オイル減少時の検知性向上とエンジン過回転防止の対策プログラムを追加する。

対象となるのは2015年6月9日から18年7月25日に製造されたスーパーグレート1万9908台と、いずれも大型バスの「ふそうエアロエース」1729台、「ふそうエアロクイーン」445台。

■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001709982.pdf

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LOGISTICS TODAY編集部
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