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スペクティ、SCリスク管理ツールリリース

2023年11月30日 (木)

環境・CSRAIを利用した防災、危機管理に特化したベンチャー、Spectee(スペクティ、東京都千代田区)は30日、グローバルサプライチェーンのリスクマネジメントに対応する新しいクラウド型サービス「スペクティ・サプライチェーン・レジリエンス」(スペクティSCR)をリリースした。製造業などのサプライチェーンを見える化するとともに、サプライチェーンに影響を及ぼすあらゆる危機情報をリアルタイムに収集・分析し、生産への影響を迅速に把握することが可能になる。近年、全地球規模で甚大な自然災害や紛争などが発生し、原材料や部品などの調達ができなくなるなどのケースが増えてきている。国内外のメーカーなどでは、こうした事態による機会損失を避けるため、サプライチェーンの混乱の原因となる事象に関する情報を閲覧することができる。

▲スペクティ・サプライチェンーン・レジリエンスの画面イメージ(出所:スペクティ)

スペクティではすでに、さまざまな災害情報を取得できる「スペクティ・プロ」をリリースしており、多くの企業、自治体に活用されていている。サプライチェーンマネジメントに有用な情報も提供されてきていたが、その領域に特化したプラットフォームではなかったため、スペクティSCRではサプライチェーンのリスク管理に重要な情報を閲覧しやすいインターフェイスとなっている。

同社はスペクティ・プロなどの危機管理のためのデジタルソリューションを提供する企業。世界中のSNSやライブカメラ情報、気象データ、人工衛星データ、自動車走行データ、人流データ、IoTデータなどを収集。AIでリアルタイム解析することで、世界中で起きている危機を可視化し、危機管理に活用出来る情報を提供している。また、各種データを元に、危機の発生を予測してアラートを発することも出来る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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