産業・一般マツモトキヨシホールディングスは14日、持分法適用関連会社の杉浦薬品の株式を来年2月15日付けで追加取得し、完全子会社化すると発表した。
同社グループは、小商圏化する市場への対応としてそれぞれの地域で競争優位性を確保するため、全国を7つの地域に分けたエリアドミナント戦略を進めており、杉浦薬品は愛知県を中心に東海地域で44店舗のドラッグストア・調剤薬局を展開している。
マツキヨHDは、杉浦薬品の議決権割合の35.69%を保有し、2007年9月にマツモトキヨシと杉浦薬品との間でフランチャイズ契約を締結していることから、完全子会社化することでシェアの拡大につなげたい考え。