日東工業、環境に配慮した瀬戸工場完成

環境・CSR日東工業（愛知県長久手市）は8日、電気機器収納用キャビネットなどを生産する新しい瀬戸工場（愛知県瀬戸市）が完成した、と発表した。太陽光発電システムの設置やカーボンフリー電力の購入により100%再生可能エネルギーで電力を賄う環境配慮型の工場だ。

▲瀬戸工場（出所：日東工業）

同工場は2024年春の稼働開始を予定する。敷地面積25万3000平方メートル、一部2階建ての工場の建物面積は5万平方メートル。

同工場では、容量1312キロワットの太陽光発電システムを設置。太陽光発電の電力を空調や照明、生産設備などに使用するほか、蓄電池を導入。事務エリアの防災電源を確保する。不足分については、カーボンフリー電力を購入し、100%再エネ電源を実現する。

また、同社独自のスマートオーダーキャビネットの生産システムを導入。自動かつ多品種少量生産に対応できる生産システムで、顧客が要求する仕様のデータ（サイズ、色など）を入力。求める品質の製品を最適な価格、納期で届けられるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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