中華圏クーリエのスコア・ジャパンが北米進出

国際国際宅配便（クーリエ）事業を手がけるスコア・ジャパン（東京都江東区）は11日、カリフォルニア州トーランス市に新事業所「Score Cargo USA」（スコア・カーゴUSA）を設立したと発表した。日本と北米間のクーリエサービスを本格稼働させる。

同社によると、1998年の創業以来、中華圏のクーリエサービスに特化し、中国、香港、台湾などで拠点を40か所に増やしている。今後は中華圏以外のグローバル拠点を増やす意向で、第1段階として北米への輸送ニーズに応え、日米間ドアーツードアのクーリエサービスを提供する。同事務所をグローバル事業の主要ルートとし、高品質で低価格な配送サービスを提供する。

一方で、経済発展が加速化し、物流ニーズが高まるASEAN（東南アジア諸国連合）地域での業容を拡大させるため、2024年3月にはベトナムに現地法人を設立し、同年後半にはもう1か所設立する予定だ。計画では27年までに10拠点、29年まで20拠点の増設を予定しており、同社の拠点と海外代理店とあわせて全世界をつなぐ物流ネットワークを構築する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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