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霞ヶ関キャピタル、越谷に冷凍倉庫開発用地取得

2023年12月27日 (水)

ロジスティクス不動産開発の霞ヶ関キャピタル26日、埼玉県越谷市に物流倉庫用地を取得する契約を締結したと発表した。用地には同社が物流施設ブランドとして展開している「LOGI FLAG」(ロジフラッグ)の冷凍自動倉庫が建設される。敷地面積は6900平方m。

同社はことし6月までに3棟の冷凍物流倉庫を完成。2024年3月以降は、27年夏までに越谷市を含め12棟の物流倉庫を完成させる予定。今後完成予定の拠点は、3温度帯倉庫、冷凍冷蔵倉庫、冷凍自動倉庫など。

首都圏で足りてない冷凍冷蔵倉庫

冷凍食品の需要は人口減少にもかかわらず伸長。今後10年は市場規模が拡大し続けると言われている。そのため、現状の冷凍冷蔵倉庫だけでは需要がまかないきれず、2032年には首都圏では10万トン以上の倉庫が不足するとする試算もある。こうしたことを背景に、物流各社では首都圏での冷凍冷蔵倉庫開発が盛んになりつつあり、霞ヶ関キャピタルでは既存、予定を含め、含め15の冷凍冷蔵倉庫開発が進められている。

また、同社は1月24〜26日まで東京ビッグサイトで開催されるスマート物流EXPOに出展。同社の冷凍冷蔵倉庫LOGI FLAG COLD(ロジフラッグコールド)、冷凍自動倉庫LOGI FLAG TECH(ロジフラッグテック)の冷凍保管サービス事業なども展示される。

霞ヶ関キャピタル、スマート物流EXPO出展