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大和物流、中部地区の配車業務をDXツールで統括

2024年1月10日 (水)

拠点・施設大和物流(大阪市西区)は9日、愛知支店、名港支店、岩倉営業所の中部地区3拠点の配車業務を統合した「中部統括配車センター」(名古屋市港区)を5日に新設したと発表した。同センターでは愛知、静岡、岐阜、三重県の中部地区における輸配送業務の一元管理の機能を担い、地区全体の貨物情報と車両情報を統合し、配車業務を効率的に実施する。

▲中部統括配車センター(出所:大和物流)

同センターではさまざまなDX(デジタルトランスフォーメーション)ツールを活用し、各物流センターの作業進ちょくに合わせた配車計画の調整や車両誘導などをスムーズに行う。自社開発のデジタル配車簿や動態管理ツール、ネットワークカメラ、バース管理システム、ウェブ会議システムなどを利用する。統括配車センターの取り組みは、2023年7月に関東エリアで「北関東統括配車センター」として試行されており、今後は関西エリアへも展開する計画だ。

大和物流では従来、各物流センターごとに担当者を配置し拠点別に配車業務を行ってきたが、業務の属人化や担当者の負担不均衡、各拠点の個別最適化の課題が浮上した。そのため、デジタル化を推進し、情報共有や業務標準化、動態管理の活用など、配車業務をDX化する取り組みを開始している。

▲従来の配車業務の形態と今後の運営形態(クリックで拡大)

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LOGISTICS TODAY編集部
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