デンソー、農水省と食品流通効率化などで連携

産業・一般デンソーは16日、農林水産省東海農政局と食農分野での連携協定を締結したと発表した。両者は効率的な食品流通とスマート農業技術の普及に向け協力する。

具体的な取り組みとして、デンソーは東海農政局の協力の下、東海地区のJAと取り組んでいるQRコードを活用した物流自動化・効率化システムの実用に向け、物流事業者や市場関係者とのパートナーシップ締結を推進。物流DX（デジタルトランスフォーメーション）を活用し、産地から流通関係者まで情報を連携した流通モデルを構築する。

また、次世代施設園芸モデル構築のアグリッド（津市）の大規模農場で実証している自動収穫機やカーボンニュートラルシステムなどのスマート農業技術について、デンソーは東海農政局主催のシンポジウムでの成果発表を通じ、局の広報媒体で紹介するなど、スマート農業技術の普及活動に取り組む。

▲農場で実証に使用されている（左から）農業用自動収穫機、搬送ロボット（出所：デンソー）

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LOGISTICS TODAY編集部
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