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シナネン、燃料輸送車に次世代BD燃料を採用

2024年1月17日 (水)

▲シナジートランスポートの燃料輸送車(出所:シナネンホールディングス)

環境・CSRシナネンホールディングスは17日、子会社で事業会社のシナネン(東京都港区)が自社輸送でのCO2排出量の削減に向け、石油製品輸送を担当する子会社のシナジートランスポート(札幌市北区)の燃料輸送車に次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を採用するとともに、温室効果ガス(GHG)を相殺するボランタリークレジットを活用すると発表した。

シナネンは2050年までのカーボンニュートラル実現を目指し、石油供給施設「シナネンオイルスクエア鶴見」(横浜市鶴見区)でサステオの取り扱いを開始するなど、CO2排出削減に取り組んでいる。今後はシナジートランスポートの自社燃料輸送車すべてでサステオの使用を開始し、これにより年間566トンのCO2排出削減を見込んでいる。

次世代バイオディーゼル燃料のサステオは、ユーグレナが開発したバイオマス原料のグリーン燃料で、化石燃料由来の軽油と同等の性質を持つ炭化水素燃料であることから、現行車両にそのまま利用できる。燃料の燃焼段階では軽油と同じようにCO2を排出するが、原料となる植物や藻類が成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が相殺される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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