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自律移動ロボ開発のトライオーブ、3.3億円を調達

2024年1月23日 (火)

拠点・施設TriOrb(トライオーブ、北九州市小倉北区)は23日、2023年12月28日に東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)、みらい創造機構、DRONE FUNDを引受先とする第三者割当増資により、シリーズAラウンドにおいて総額3億3000万円の資金調達を実施したと発表した。累計調達額は4億4000万円。また、UTEC取締役の坂本教晃氏が社外取締役に就任した。

トライオーブは23年2月に創業後、球駆動式全方向移動機構をコア技術として、自律移動プラットフォームの「TriOrb BASE」(トライオーブベース)をリリース。AMR(自律走行搬送ロボット)や多種多様なロボットの足として利用できる高性能な移動プラットフォームとして、製造現場の効率と生産性向上に寄与している。

同システムは、従来の全方向移動機構に比べてコンパクト、かつ高い走破性や移動性能を持つため、荒れた床面や狭い場所でも精緻な移動が可能だ。

さらにトライオーブの移動性能を高めるため、同社独自開発である自律移動ソフトウエアをリリース。中間データの活用を可能にすることで、ユーザー自身が利用状況に合わせてカスタマイズできるようになり、環境下にある多様なアプリケーションに対応したロボットシステムの構築を実現させている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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