
▲TriOrbが開発する全方向移動ロボット(出所:豊田合成)
M&A豊田合成(愛知県清須市)は30日、同社のコーポレートベンチャーキャピタルの専門組織(ベンチャー投資企画室)を通じ、製造現場での搬送ロボットを開発するTriOrb(トライオーブ、北九州市小倉北区)に出資したと発表した。
トライオーブは産総研グループによるスタートアップ認定を受けた九州工業大学発の企業。搬送に、一般的なタイヤではなく球体のパーツを採用することでスムーズに全方向へ移動できる搬送ロボットと、自律走行用のソフトウエアを開発している。従来のタイヤでは走行困難な狭いスペースや段差の多い走行環境でも移動できる搬送ロボットを製造現場の多様なロボットに組み合わせることで、人手不足や重労働作業といった社会課題解決を目指す。
同社は、中長期経営計画に基づく成長戦略を支える取り組みとして、モノづくり革新を通じた生産現場の競争力の強化を進めており、製造工程の自動化・効率化への取り組みの一環としてトライオーブの技術を活用することを視野に、今回、同社に出資したとしている。
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