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日本トレクスが荷台をリコール、自主改善も

2024年1月23日 (火)

行政・団体国土交通省によると、日本トレクス(愛知県豊川市)は23日、同社製のウイング荷台を搭載した計6車種のリコールを届け出た。

不具合があったのはウイング用油圧シリンダー。ピストン部のシール構造が不適切なため、油圧が上から下へ抜けることがあり、最悪の場合、ウイング解放時にウイングが下がり、積み下ろし時に事故となるおそれがある。

対象となるのは2016年8月10日から18年9月10日までに製作された57台で、搭載されている車両はUDトラックス「クオン」、いすゞ自動車「フォワード」、三菱ふそうトラック・バス「ふそうキャンター」「ふそうファイター」、日野自動車「日野レンジャー」「日野プロフィア」。改善措置として、全車両の油圧シリンダーを対策品に交換する。

■改善箇所説明図

同社は同時に、ウイングスワップボディコンテナ計424台に不具合が見られたため、自主改善を実施する。室内灯スイッチ端子部の絶縁保護が不十分なため、鋼製スイッチケースと接触してショートする可能性があり、最悪の場合は発火するおそれがあるという。不具合は1件報告されている。

製造期間に応じて4通りの改善措置を行う。端子部配線に損傷がある場合は交換対応する。

■自主改善について

■改善箇所説明図

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LOGISTICS TODAY編集部
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