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24年問題で「引越し難民」増か、キュラーズが注意呼びかけ

2024年2月5日 (月)

ロジスティクストランクルーム運営会社のキュラーズ(東京都品川区)は、物流の2024年問題などの影響で、引越しをしたくてもできない「引越し難民」が例年より多くなるとして、注意を呼びかけている。近年、引越し時にトランクルームを利用する需要が高まり、3月の同社への問い合わせ数は30%以上増加傾向にあるといい、「賢いトランクルームの活用」を訴えている。

約7割の引越し会社が、「2024年問題への対応を進めている」と回答している実態調査があるという。また、引越し費用が22年と比べて、単身、家族どちらも3万円ほど増額されるという予測も出ている。

こうした状況から、専門家は、対策として、早めに予定を決めて、3月末や土日などの集中しそうな日程を避けることが重要だとしている。また、4月の第3週以降などピークを大幅に過ぎた時期も検討することなども指摘している。

キュラーズでは、引越し繁忙期でも、トランクルームを活用すれば、効率良い引越しができるとしている。入居日と退去日が合わず、家財道具の置き場所に困った場合、荷物をトランクルームに一時的に保管すれば、スムーズに引越しできるという。また、荷物を一時的にトランクルームに避難させ、費用が高くなる繁忙期を避ければ、引越し費用を最小限に抑えられる可能性があるという。

キュラーズでは、家具などをシャトルサービスでトランクルームに無料で運ぶサービスを提供しており、引越し時にトランクルームを賢く使うことを呼びかけている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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