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トヨタグループ、未来への指針となる「ビジョン」発表

2024年2月5日 (月)

荷主試験不正などが明らかになっているトヨタグループはこのたび、グループ17社が進むべき方向を示したビジョン「次の道を発明しよう」を発表した。さらに、従業員一人一人が持つべき5つの心構えを示した。

トヨタ自動車の豊田章男会長が、グループが共同で設立、運営する「トヨタ産業技術記念館」(名古屋市西区)で1月30日、グループ17社の会長や社長、現場のリーダーらが出席する中で、公表した。

▲豊田章夫会長(出所:トヨタ自動車)

グループ17社は、豊田自動織機、愛知製鋼、豊田通商、アイシン、デンソー、ダイハツ工業など。

自動車業界は、コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化のいわゆるCASEをはじめとした技術革新が急速に進み、産業の概念が大きく変わろうとしている。

そのようななかで、グループで働く全員が、同じ目線と価値観を持って未来に向かうためのビジョンが必要だという、豊田会長の強い意志のもとで、グループビジョンの策定に至った。当初は、創始者の豊田佐吉の誕生日である2月14日の発表を予定していたが、グループ会社の不正が相次いでいることから、予定を早めて発表したという。

「心構え」には、「誰かを思い、力を尽くそう。」「技を磨き、より良くしよう。」「誠実を貫き、正しくつくろう。」といったメッセージが盛り込まれている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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