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福島・相馬でアンモニア供給拠点構築に向け共同検討

2024年2月9日 (金)

環境・CSR石油開発大手の石油資源開発と三菱ガス、IHI、三井物産、商船三井の5社は、福島県相馬地区でアンモニア供給拠点の構築に向けた共同検討を始めた、と発表した。

アンモニアは、燃焼してもCO2を排出しないカーボンフリー燃料で、地球温暖化対策の有効な手段の一つとして注目されている。化石燃料からの置き換えが可能なため、発電だけでなく、産業分野の脱炭素化にも貢献する次世代エネルギーと位置付けられている。

また、水素を別の状態や材料に変換して貯蔵・運搬する水素キャリアとしても有望であり、水素社会の構築にも大きな役割を果たすことが期待されている。

5社は、既存のアンモニア製造時に発生するCO2より、大幅に削減できる方法で製造したクリーンアンモニアの海外からの輸入・貯蔵・供給拠点の形成に向けて、相馬地区で調査するのに加えて、アンモニアの広域供給拠点とするため水素・アンモニアの需要調査にも取り組む。
さらに、将来的な需要を想定し、発電事業者、製鉄会社、製紙会社、化学会社などの事業需要家と、アンモニアを利用した火力発電などの脱炭素化について調査を始める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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