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C&FロジHD3Q、TC、DC両事業ともに増収増益

2024年2月9日 (金)

調査・データC&Fロジホールディングスが9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高は882億7500万円(前年同期比2.3%増)、営業利益は46億7600万円(同15.2%増)、最終利益は33億3800万円(8.9%増)となった。

セグメント別では、TC事業(通過型センター事業)においてはコンビニエンスストアや量販店におけるチルド食品の取扱物量の回復は限定的であったものの、コストアップに応じた適正料金の収受に加え、新規業務の獲得やEC関連物流業務の拡大により、売上高は564億100万円(前年同期比2.3%増)となった。 営業利益は、従業員の処遇改善や正社員化促進ならびに人員確保を背景とした労務費の増加や、燃油単価の高騰による燃料費の増加があったものの、車両メーカーの供給体制に起因する買い替えの遅延などが営業原価の上昇を抑制したこと、また成長分野を含めた収益性の高い業務の取込・拡大が利益を押し上げたことで、35億9700万円(14.8%増)となった。

DC事業(保管在庫型物流事業)では、市販用冷凍食品の出庫物量が低調に推移したこと、ならびに一部取引先の物流再編の影響による減収要因はあったものの、業務用冷凍食品の物量回復や、コストアップに応じた適正料金の収受、前期中に稼働開始した物流施設における物量増加により、営業収益は304億600万円(2.2%増)。 営業利益は、人員確保に伴い労務費が増加したものの、電力契約変更などによる動力費の減少等により、40億1800万円(0.7%増)となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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