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C&Fロジ1Q、DC事業好調で増収増益

2021年8月10日 (火)

財務・人事C&Fロジホールディングスが10日に発表した2022年3月期第1四半期連結決算は、営業収益が278億6900万円(前年同期比0.3%増)、営業利益が16億4600万円(同4.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が13億1100万円(同25.8%増)となった。主力の通過型センター(TC)事業は減収減益だったものの、保管在庫型物流(DC)事業が増収・2桁増益となったことで、全体では増収増益となった。

通過型センター(TC)事業は、営業収益が180億2900万円(同0.8%減)、部門利益が11億8800万円(同6.6%減)。営業収益は昨年の巣ごもり消費需要が減少して平年並みとなり、利益面は原油価格の上昇による燃料費の増加、従業員の処遇改善のための労務コストの増加などにより減少した。

保管在庫型物流(DC)事業は、営業収益が93億9900万円(同2.8%増)、部門利益が14億8200万円(同13.2%増)。営業収益は前年度に発生した外食店舗向け業務用冷凍食品の物量減が、今年度は回復傾向にあることなどから改善。利益面は倉庫荷役の労働生産性の向上や、海外事業の収益拡大などにより2桁増となった。

2022年3月期の通期連結業績予想は、ことし5月10日公表の前回予想数値を据え置いた。