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C&FロジHD通期、DC事業好調で微減収も増益

2021年5月10日 (月)

財務・人事C&Fロジホールディングスが10日に発表した2021年3月期の通期連結業績は、売上高が1104億4900万円(前年同期比0.2%減)、営業利益が52億9100万円(8.9%増)、最終利益が36億7800万円(7.2%増)となった。保管在庫型物流(DC)事業の好調が通過型物流センター(TC)事業の不調を補い、売上高はわずかに減少したものの、各利益は増加した。

同社によれば、TC事業は外出機会の減少などにより都心のコンビニエンスストア向け物量が大きく減少したことで減収減益。一方、DC事業は家庭用冷凍食品の物量増や燃料費の減少などにより増収増益となった。

今期の売上高は1120億円(1.4%増)、営業利益は53億円(0.2%増)、最終利益は36億円(2.1%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/通期 [前年同期比]21/3/3Q [前年同期比]21/3/中間 [前年同期比]21/3/1Q [前年同期比]
売上高110,449 [-0.2%]84,460 [0.3%]56,267 [1%]27,791 [1.3%]
営業利益5,291 [9%]4,964 [17.2%]3,290 [25.1%]1,578 [39.9%]
最終利益3,678 [7.2%]3,301 [13.6%]2,297 [28.7%]1,042 [32.1%]
売上高営業利益率4.8%5.9%5.8%5.7%